略歴
1952年東京都出身。文学座養成所を経て、71年『あらかじめ失われた恋人たちよ』で映画デビュー。73年藤田敏八監督『赤い鳥逃げた?』、74年神代辰巳監督『青春の蹉跌』で注目を集める。77年山田洋次監督『幸福の黄色いハンカチ』では、第一回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。代表作に『もう頬づえはつかない』(79)『神様のくれた赤ん坊』(79)『ええじゃないか』(81)『疑惑』(82)『TOMORROW/明日』(88)『木村家の人々』(88)『東京夜曲』(97)など数多くの主演女優賞に輝き、常にその時代を走り続けている唯一の女優である。歌手としても15枚のアルバムをリリースし、プロデューサー、演出家、シナリオ・ライター、エッセイスト、デザイナー、雑誌の編集長などその才能を幅広く発揮している。アレクサンドル・ソクーロフ監督『太陽』(日本未公開)やロブ・マーシャル監督のハリウッド大作『SAYURI』(05)では存在感を発揮し、好評で海外へと活動の場を広げている。
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インタビュー
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『ふたりの旅路』桃井かおり&イッセー尾形 単独インタビュー
1980年代のテレビドラマから伝説の二人芝居、ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフの『太陽』(2005)まで、度々共演してきた桃井かおり&イッセー尾形が、唯一無二の絆について明かした。
2017年6月19日
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『火 Hee』桃井かおり監督 単独インタビュー
桃井かおりが自ら主演を務めた長編監督第2作『火 Hee』。アメリカの娼婦が精神科医に過去を語る本作には、監督としての野心的な演出が詰まっている。現在、海外をメインに活躍する彼女が今後の展望を語った。
2016年9月1日
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『カンバセーションズ』ハンス・カノーザ監督&桃井かおり 単独インタビュー
二人の男女の感情を、2分割された画面に映し出す斬新な手法で描いた『カンバセーションズ』。作品を観てすっかり監督の大ファンになったという桃井かおりと若き鬼才ハンス・カノーザ監督に話を聞いた。
2007年2月1日