略歴
ローマの演劇学校に学び、『真夏の夜の夢』の舞台でデビュー。やがて後のリナ・ウェルトミューラー監督が演出した舞台に出演したことから彼女との交友が始まり「流されて…」、「セブン・ビューティーズ」、「愛の彷徨」と共作が続いた。その中でも「流されて…」では粗雑だがセクシーな船員を熱演して高い評価を得て、「セブン・ビューティーズ」ではナポリの伊達男に扮してアカデミー助演賞候補にもなった。またヴィスコンティ最後の監督作「イノセント」でも強い印象を残して絶賛されるなど、この時期が彼の絶頂期だったと言われている。しかし以後もその男前ぶりは衰える事無く多くの作品に出演(70年後半から80年中盤までの作品はその殆どが日本未公開)。最近では「ミミック」、そして「ハンニバル」とホラー作品にも出演している。「シャイニング」のイタリア語版ではジャック・ニコルソンの吹替えを担当してキューブリックから祝賀の電報が届いたとか……。
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受賞歴
映画賞 | 受賞回(年度) | 受賞部門 / 作品 |
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カンヌ国際映画祭 | 第26回(1973年) |
FILM D'AMORE E D'ANARCHIE(LOVE AND ANARCHY) |