略歴
両親がスキューバダイビングのインストラクターだったため地中海沿岸で子供時代を過ごす(その父は後に彼の作品で製作総指揮を執るクロード・ベッソン)。将来はイルカを専門とする海洋生物学者になる夢を抱いていたが、潜水中の事故が原因でダイビングが出来なくなりその夢を断念(監督になった頃には再び潜れるようになっている)。17歳で高校を中退後、フランスの老舗映画会社ゴーモンに入社しニュース映画のアシスタントを務める。その後アメリカへ渡りハリウッド流の映画製作を勉強。帰国後に助監督を経てやがて自らの映画製作会社“Les Films Du Dauphin”を設立。83年に長編第一作目「最後の戦い」を発表。この作品がアボリアッツ国際ファンタスティク映画祭で大きな話題になり有望な若手として注目を集めた。88年の「グレート・ブルー」で世界的にも注目され、日本ビクターやゴーモンの出資で「ニキータ」、「レオン」などを発表。世界のヒットメーカーとなる。近年は「Taxi」など娯楽作品のプロデューサーをつとめ、フランスの若手監督の育成にも力を注いでいる。私生活ではアンヌ・パリローと同棲中に一児をもうけるがその後破局。97年に「フィフス・エレメント」で起用したミラ・ジョヴォヴィッチと結婚したが後に離婚している。
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インタビュー
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