略歴
本名はDorothy Faye Dunaway。軍人だった父の関係で任地を転々として育つ。ボストン大学在学中に出演した舞台の演出家の紹介でエリア・カザンと知り合い、彼の勧めでリンカーン・センター・レパートリー・シアターに入団。ブロードウェイ・デビューする。67年「真昼の衝動」で映画デビュー。翌年「夕陽よ急げ」を経て「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」に出演して一躍注目を受ける。その後作品にはあまり恵まれなかったが、73年の「三銃士」以降は「タワーリング・インフェルノ」、「チャイナタウン」、「コンドル」と大作、話題作にめぐり合い、76年の「ネットワーク」では持ち前の演技力を遺憾無く発揮してアカデミー主演賞を受賞した。80年代に入るとSFやコメディにも挑戦。近年は全盛期の個性的な魅力もさすがに薄れたが、脇役として今でも強い印象を残している。私生活ではジェリー・シャッツバーグ監督やマストロヤンニとのロマンスが有名で、74年“J・ガイルズ・バンド”のピーター・ウルフと結婚したが5年後に離婚。83年に再婚して一児をもうけたが後に離婚している。
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受賞歴
映画賞 | 受賞回(年度) | 受賞部門 / 作品 |
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アカデミー賞 | 第49回(1976年) |
ネットワーク |
ゴールデン・グローブ | 第34回(1976年) |
ネットワーク |