略歴
本名はJohn Arthur Lithgow。父は演劇プロデューサー、母は元女優で演劇のコーチ。幼い頃に父の舞台に立った経験があり、高校時代はグラフィック・デザイナーを目指していたが、やはり両親の血を引いたのかハーバーード大学を卒業した後は奨学金でロンドン芸術アカデミーで演技と美術を学ぶ。その後ロイヤル・コート・シアターなどの舞台を経て72年に映画デビュー。やがてブロードウェイでトニー賞を受賞した。有名になったのは82年の「ガープの世界」で性転換した元フットボール選手を演じてから。その後2度目のアカデミー助演賞候補となった「愛と追憶の日々」でも気弱な男を演じているが、「ミッドナイトクロス」や「「リコシェ」、「レイジング・ケイン」、「クリフハンガー」など、前記とは対照的に強烈な悪役を演じるなど、持ち前の長身(193cm)を活かしながら二面性を持った実力派として活躍を続けている。66年に結婚して一男(後に俳優となる)がいたが80年に離婚。翌年に大学教授と再婚して二女がいる。また趣味が高じて“リスゴー・グラフィック”という印刷会社のオーナーでもある。
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