略歴
本名はFrances Gumm。両親はヴォードヴィリアンで3歳の時に初舞台を踏んだと言われている。36年MGMのテストに合格して映画デビュー。ミッキー・ルーニーの主演作に出演していた39年、「オズの魔法使」に出演(始めドロシー役はシャーリー・テンプルを予定していたとか)。主題歌『オーバー・ザ・レインボー』と共に作品も大ヒットし、彼女はアカデミー特別賞を受賞。この時まだ16歳。41年に結婚するが3年後に離婚。44年「若草の頃」に出演し、監督のヴィンセント・ミネリと結婚して女の子を出産(その子が後のライザ・ミネリ)。48年「イースター・パレード」に出演。しかしこの頃から睡眠薬に依存するようになり、結婚生活も破綻し始め50年に離婚。52年にプロデューサーのシドニー・ラフトと結婚しての54年、「スタア誕生」に出演。一世一代の名演を残す。だが私生活は荒れる一方で、酒に溺れ、自殺癖が囁かれたのもこの頃だった。その後「ニュールンベルグ裁判」、「愛の奇跡」とシリアスドラマに新境地を見出したかに思えたが、結局それが最後となって65年、ラフトとも離婚し以降2度の結婚後の69年、睡眠薬の過剰投与によって死亡した。ラフトとの間に生まれた子は後にローナ・ラフトとして女優になった。
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受賞歴
映画賞 | 受賞回(年度) | 受賞部門 / 作品 |
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ゴールデン・グローブ | 第19回(1961年) |
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ゴールデン・グローブ | 第12回(1954年) |
スタア誕生 |
アカデミー賞 | 第12回(1939年) |
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