略歴
本名はEdna Rae Gilloy。18歳でモデルとして活躍後、モントリオールでダンサーをして働き、NYに渡って、いくつかのTVドラマで端役に着く。アクターズ・スタジオで学んだ後にブロードウェイに進出し、64年、エレン・マクレーの名で「踊れ!サーフィン」にて映画デビュー。70年あたりからエレン・バースティンに改名し、71年に「ラスト・ショー」でアカデミー助演賞に(NY批評家協会賞は受賞)、73年には「エクソシスト」でアカデミー主演賞にノミネートされ、74年の「アリスの恋」でオスカーを獲得。同年には舞台でトミー賞も受け、その実力を証明した。82年のリー・ストラスバーグの死後、アクターズ・スタジオの共同ディレクターに就任して忙しい毎日を送っている。86年から1年に渡り、“エレン・バースティン・ショー”という彼女主演のコメディ番組も制作された。00年にはダーレン・アロノフスキー監督のスリラー「レクイエム・フォー・ドリーム」に出演、依存症の末に廃人と化していく老女役で迫真の演技を披露、20年ぶりにオスカーにノミネートされるなど注目を集めた。3度の離婚歴あり。
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受賞歴
映画賞 | 受賞回(年度) | 受賞部門 / 作品 |
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ゴールデン・グローブ | 第36回(1978年) |
セイム・タイム、ネクスト・イヤー |
アカデミー賞 | 第47回(1975年) |
アリスの恋 |
NY批評家協会賞 | 第37回(1971年) |
ラスト・ショー |