略歴
本名はDeborah Jane Kerr-Trimmer。二つのバレエ学校に学ぶ。39年野外劇に出演していた時、ガブリエル・パスカル監督に認められ41年映画デビュー。翌年には主役作品にも恵まれた。「老兵は死なず」出演後の46年、ハリウッドに呼ばれ「黒水仙」に出演。翌年には「自信売ります」でゲイブルと共演してスター街道を渡っていく事に。53年、ブロードウェイの舞台『お茶と同情』に出演(後に映画化)。このあたりから演技派として次第に実力を発揮し、「地上(ここ)より永遠に」、「王様と私」、「めぐり逢い」と続く。しかしアカデミー賞とは無縁で計6回のノミネート作品があるが、いずれも受賞には至らなかった。62年脚本家のピーター・ヴィアテルと再婚。前夫との間に二児がいる。69年の「さすらいの大空」以降、半引退状態だったが82年に一時復帰。95年にはアカデミー名誉賞を受賞した。
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