略歴
裁縫業ののち女優を志し、パリで舞台に立つ。1958年の「大家族」で映画デビュー。アラン・レネ監督、岡田英次共演の「二十四時間の情事」(「ヒロシマモナムール」)で日本でも広く知られることに。また、当時リヴァ自身が撮影の合間に広島の情景を捉えた写真が2008年に写真集として刊行されると共に日本で展覧会も開かれ、50年ぶりに来日を果たした。62年の「Therese Desqueyroux(原題)」では、ヴェネチア国際映画祭女優賞に輝く。その後も舞台と並行して「栄光への5000キロ」や「トリコロール/青の愛」「華麗なるアリバイ」などに出演。難役に挑んだ2012年のミヒャエル・ハネケ監督作「愛、アムール」は世界中で大絶賛された。詩人としても活動していたが、病気治療中の17年1月、帰らぬ人となった。
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受賞歴
映画賞 | 受賞回(年度) | 受賞部門 / 作品 |
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LA批評家協会賞 | 第38回(2012年) |
愛、アムール |
ヴェネチア国際映画祭 | 第23回(1962年) |
THERESE DESQUEYROUX |