掲載期間:2019年7月5日~2020年1月31日

映画検定 キネマ旬報100周年記念

キネマ旬報100周年

練習問題

あなたの映画知識はどれくらい?

映画検定

映画検定の受験申請は2019年7月5日(金)〜2020年1月31日(金)まで試験日程期間にオンラインで受験。豪華合格者特典など!

  • 2019年11月1日更新

    ウォンビン主演の『アジョシ』で孤独な少女を演じた俳優の出演作品を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『怪しい彼女』
    • (イ)『王になった男』
    • (ウ)『サニー 永遠の仲間たち』
    • (エ)『冬の小鳥』
    (エ)『冬の小鳥』
    『アジョシ』(10)で孤独な少女を演じたのはキム・セロン。韓国で子役として活動し、『オアシス』(02)や『シークレット・サンシャイン』(07)のイ・チャンドンが製作・脚本を担当したフランス・韓国合作『冬の小鳥』(09)に主演。この映画は第62回カンヌ国際映画祭でも上映され、その演技が高く評価された。ちなみにイ・チャンドンは、キム・セロンとペ・ドゥナが共演した『私の少女』(14)でも製作総指揮を担当している。選択肢の『怪しい彼女』(14)、『王になった男』(12)、『サニー 永遠の仲間たち』(11)は、『新聞記者』(19)で松坂桃李と、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19)では夏帆と共演するなど、近年は日本映画とも縁のあるシム・ウンギョンの出演作品。映画検定の試験では、GYAO!配信作品に関する問題が出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
    配信期間
    2019年11月07日〜12月11日
  • 2019年11月1日更新

    映画の現場で使われる<ピーカン>という言葉の意味を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)銃(ピストル)に空砲を装填すること
    • (イ)直射日光の当たる快晴の状態のこと
    • (ウ)ピアノ演奏場面における音響の環境を整えること
    • (エ)ピントを勘で合わせること
    (イ)直射日光の当たる快晴の状態のこと
    <ピーカン>とは、撮影現場が直射日光の当たる快晴の状態になることを指す俗語。<ぴいかん>とも表記する。語源には、①快晴の空がタバコのピース缶の色に似ていた、②快晴の日は光量が十分なのでピントが合いやすいことから“ピントが完全”を略した、③太陽の光がピーンとカンカン照りである状態から、と諸説あるが、やがて映画業界の用語だった<ピーカン>が一般的にも用いられるようになったと言われている。太陽の光は時間帯によって光の強弱があり、撮影状況を左右するという難点がある。そのため映画の撮影では、光量が安定している照明機材が屋外でも用いられているのだ。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年10月1日更新

    クリント・イーストウッド監督の『ミリオンダラー・ベイビー』に主演した女優は、本作で2度目のアカデミー主演女優賞に輝いた。彼女が初めて主演女優賞を受賞した作品を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『ウィークエンド・ラブ』
    • (イ)『帰郷』
    • (ウ)『ボーイズ・ドント・クライ』
    • (エ)『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
    (ウ)『ボーイズ・ドント・クライ』
    『ミリオンダラー・ベイビー』(04)でアカデミー主演女優賞に輝いたのはヒラリー・スワンク。彼女は『ボーイズ・ドント・クライ』(99)でも受賞しており、2019年現在複数回受賞の記録を持っている13人の歴代女優のひとり選択肢は、アカデミー賞の演技部門で複数回受賞を果たしている女優たちの主演作。グレンダ・ジャクソンは『恋する女たち』(70)と『ウィークエンド・ラブ』(73)の2本で主演女優賞を受賞。ジェーン・フォンダは『コールガール』(71)と『帰郷』(78)の2本で主演女優賞を受賞。メリル・ストリープは『ソフィーの選択』(82)と『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)の2本で主演女優賞、『グレイまー、クレイマー』(79)では助演女優賞にも輝いている。映画検定では、アカデミー賞を複数回受賞している俳優について覚えておきたい。また、映画検定の試験では、GYAO!配信作品に関する問題が出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
    配信期間
    2019年10月11日〜11月10日
  • 2019年10月1日更新

    映画がヒットした目安となる<興行収入>とは「観客が映画館に支払った入場料の総計」のことだが、1999年まで使われていた別の名称を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)製作収入
    • (イ)宣伝収入
    • (ウ)動員収入
    • (エ)配給収入
    (エ)配給収入
    ある映画作品が得た入場料による売上のことを、2000年からは「興行収入」として発表するようになったが、1999年までは「配給収入」として発表していた。「配給収入」は、映画館の入場料金のうち、配給会社の取り分だけを公表した数字だった。そのため、「配給収入」を倍掛けすると、おおよそ「興行収入」の数字が算出できる。映画館の入場料や貨幣価値は変動するので、一概には言えないが、いっけんすると配給収入の時代の映画の収入が低く見えるのはそのためである。映画検定では、歴代興行収入・配給収入の上位作品についても出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年9月2日更新

    クエンティン・タランティーノ監督の『ヘイトフル・エイト』(11)は、イタリア製西部劇にインスパイアされている。この"イタリア製西部劇"のことを、日本ではある呼称をされているが、適切なものを以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)スキヤキ・ウェスタン
    • (イ)スパゲティ・ウェスタン
    • (ウ)ソーセージ・ウェスタン
    • (エ)マカロニ・ウェスタン
    (エ)マカロニ・ウェスタン
    日本でイタリア製西部劇は“マカロニ・ウェスタン”と呼ばれている。クエンティン・タランティーノは『ヘイトフル・エイト』を製作する上で、イタリア製西部劇『カットスロート・ナイン』(71)に多大な影響を受けたと言われている。イタリア製西部劇は、アメリカやイギリスで“スパゲティ・ウェスタン”と呼ばれているが、日本では『荒野の用心棒』(64)公開時に“マカロニ・ウェスタン”と命名された経緯がある。通説では「スパゲッティでは形状が弱々し過ぎる」と映画評論家・淀川長治がマカロニに変えたなど諸説あるが、“まがいもの”として評価が低かった当時のイタリア製アクション映画に対する“中身がない”という揶揄を含んでいる点に異論は見当たらない。ちなみに、“ソーセージ・ウェスタン”は、旧西ドイツ時代に旧ユーゴスラビアで撮影されたドイツ製西部劇や、旧東ドイツ製西部劇の一群を指し、“スキヤキ・ウェスタン”は日本製の西部劇を指す。映画検定の試験では、GYAO!配信作品に関する問題が出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
    配信期間
    2019年08月30日〜09月05日
  • 2019年9月2日更新

    シリーズ化された映画の中で第1作目の全米公開年が一番古い作品を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『ゴッドファーザー』
    • (イ)『ジョーズ』
    • (ウ)『スター・ウォーズ』
    • (エ)『ロッキー』
    (ア)『ゴッドファーザー』
    選択肢はすべてシリーズ化された作品。アカデミー作品賞に輝いた『ゴッドファーザー』(72)は3作が製作されたが、1作目の全米公開が1972年で設問の中では一番古い。また『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)は、続編ものが連続してアカデミー作品賞を受賞した唯一の作品で、タイトルに“PARTⅡ”と正式につけられた初めての作品とされている点を、映画検定では覚えておきたい。ちなみに、『ジョーズ』(75)第1作の全米公開は1975年で、シリーズは4作品が製作された。また『ロッキー』(76)第1作の全米公開は1976年で、2019年の時点でシリーズ6本と2本のスピンオフが製作されている。さらに『スター・ウォーズ』シリーズの第1作目にあたる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)は、1977年に全米公開されている。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年8月1日更新

    『NINE』(11)に出演しているダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞を受賞していない作品を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
    • (イ)『ファントム・スレッド』
    • (ウ)『マイ・レフトフット』
    • (エ)『リンカーン』
    (イ)『ファントム・スレッド』
    選択肢はすべてダニエル・デイ=ルイスの主演映画。『7月4日に生まれて』(89)の演技で最有力と言われていたトム・クルーズを抑え、まだアメリカ国内での知名度が低かったデイ=ルイスが、『マイ・レフトフット』(89)で初候補ながらアカデミー主演男優賞に輝いたことは当時話題となった。以降、計6回候補となり、『マイ・レフト・フット』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)、『リンカーン』(12)で3回受賞している。これはアカデミー賞の歴史上、最多記録であることを覚えておきたい。映画検定の試験では、GYAO!配信作品に関する問題が出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
    配信期間
    2019年07月30日〜08月29日
  • 2019年8月1日更新

    シャロン・テートが出演したロマン・ポランスキー監督作品を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『哀愁の花びら』
    • (イ)『サイレンサー 第4弾/破壊部隊』
    • (ウ)『サンタモニカの週末』
    • (エ)『吸血鬼』
    (エ)『吸血鬼』
    選択肢はすべてシャロン・テートが出演した作品。『吸血鬼』(67)※ はロマン・ポランスキーが監督・脚本・出演を兼ねた作品で、二人は共演をきっかけに1968年に結婚した。しかし翌1969年、狂信的なカルト集団の指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちに自宅を襲撃され、シャロンは滞在していた友人たちと共に惨殺。ロンドンで脚本を執筆していたポランスキーは、偶然難を逃れた。事件から50年が経過した2019年に製作された、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)では、この事件が題材となっている。ポランスキー夫妻は、レオナルド・ディカプリオが演じる映画俳優の新たな隣人という設定で、劇中には『サイレンサー 第4弾/破壊部隊』(68)も登場する。
    ※現在発売されているDVDのタイトルは『ロマン・ポランスキーの吸血鬼』
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年7月12日更新

    ジェームズ・ディーンの出演作を監督していない人物を、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)エリア・カザン
    • (イ)ジョージ・スティーヴンス
    • (ウ)ジョセフ・ロージー
    • (エ)ニコラス・レイ
    (ウ)ジョセフ・ロージー
    24歳の若さで急逝したジェームズ・ディーンの主な出演作品は、エリア・カザン監督の『エデンの東』(55)、ニコラス・レイ監督の『理由なき反抗』(55)、ジョージ・スティーヴンス監督の『ジャイアンツ』(56)の3本のみ。映画検定では、1950年代のハリウッドに吹き荒れた<赤狩り>における、エリア・カザン、ジョセフ・ロージー、それぞれの立場の違いについても押さえておきたい。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年7月12日更新

    台湾映画『あの頃、君を追いかけた』(11)は、台湾で起きた実際の社会的な出来事を物語に取り込んでいる。台湾の監督が実際の社会的な出来事を題材にした作品とは言えないものを、以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『牯嶺街少年殺人事件』
    • (イ)『恋人たちの食卓』
    • (ウ)『セデック・バレ』
    • (エ)『悲情城市』
    (イ)『恋人たちの食卓』
    選択肢は台湾出身の映画監督が手がけた作品。それぞれ、実際の殺人事件を題材にしたエドワード・ヤン監督の『牯嶺街少年殺人事件』(91)、先住民“セデック族”による抗日暴動を描いたウェイ・ダーシェン監督の『セデック・バレ』(11)、2.28事件を描いてヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた侯孝賢監督の『悲情城市』(89)。アン・リー監督の『恋人たちの食卓』(94)は、“父親三部作”と呼ばれているホームドラマ。侯孝賢やエドワード・ヤンは<台湾ニューシネマ>の監督としても覚えておきたい。映画検定の試験では、GYAO!配信作品に関する問題が出題される。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
    配信期間
    2019年07月03日〜08月02日
  • 2019年7月5日更新

    『ベン・ハー』(59)、『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の三作品には共通点がある。以下の中から正しいものを選びなさい。

    選択肢

    • (ア)アカデミー賞では最多11部門受賞のタイ記録を持っている。
    • (イ)アカデミー賞では作品賞と脚本賞を受賞している。
    • (ウ)アカデミー賞では主演男優賞を受賞している。
    • (エ)劇場公開時の上映時間が4時間以上ある。
    (ア)アカデミー賞では最多11部門受賞のタイ記録を持っている。
    この問題で重要なのは、2019年現在、アカデミー賞で11部門の最多受賞記録を持っている作品が三作品あるという点。90年以上の歴史があるアカデミー賞の基礎知識として重要なトピックスだ。また、多部門で受賞を果たした作品の多くが、脚本賞に縁がないというのもアカデミー賞の傾向。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は原作を基にしているので脚本賞ではなく脚色賞を受賞している。また、チャールトン・ヘストンが『ベン・ハー』で主演男優賞に輝いているが、『タイタニック』や『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は主演男優賞にノミネートすらされていない。そして、三作品とも長尺の作品だが、劇場公開時の上映時間は4時間以内に収まっている。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。
  • 2019年7月5日更新

    1950年代にカラー作品として製作された映画を以下の中から選びなさい。

    選択肢

    • (ア)『ゴジラ』
    • (イ)『地獄門』
    • (ウ)『七人の侍』
    • (エ)『二十四の瞳』
    (イ)『地獄門』
    『地獄門』は1953年の衣笠貞之助監督作品。1954年のカンヌ国際映画祭で当時の最高賞にあたるグランプリを受賞し、アカデミー賞では現在の外国語映画賞にあたる名誉賞と衣装デザイン賞を受賞。今なお国際的な評価が高い。日本で初めてイーストマンカラーで撮影された、大映初のカラー作品としても知られている。日本初のカラー映画は1951年公開の『カルメン故郷に帰る』で、日本映画は1950年代になって映画がカラー化されたことが重要なポイント。『ゴジラ』『七人の侍』『二十四の瞳』はいずれもモノクロ作品だが、公開はいずれも1954年であるという共通点がある。この時期の日本映画界は黄金期で、映画館の入場者数は1958年にピークを迎えることとなる点も併せて覚えておきたい。
    ※各作品の(公開年)は、本国公開年です。

監修:映画検定総合プロデューサー 松崎健夫

映画検定

インタビュー

スペシャルインタビュー

【映画検定】がきっかけで、
映画ファンから
映画評論家になれた。

【映画検定】総合プロデューサー

松崎 健夫(映画検定 1級合格者/映画評論家)

光栄です!自分は元々【映画検定】を受ける側だったので、まさか開催する側で参加できるとは思ってもいなかったですし、実は、【映画検定】を受けたときは、まったく映画の仕事はしていない状態だったんですね。それが、【映画検定】を受けたことがきっかけに…

キネマ旬報100周年記念「映画検定」

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