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女友達と思いっきりおしゃれして『オーシャンズ8』を観よう

へらへら眼鏡
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美しいものラブ。尊敬する監督はパク・チャヌク、2017年のベスト映画は「お嬢さん」。2018年のベス...

『オーシャンズ8』 予告編2

うわー! エゴサしたらポプコニストの『アマデウス』の記事が内容薄いって怒られている。ごめんなさい。わたしのコラムは、基本的に冷蔵庫のなかにあるもので作った謎の料理だと思ってください。それでも、読んでフィードバックをくださって、ありがとうございます。精進します。

さてさて、いわずとしれた『オーシャンズ』シリーズの最新作『オーシャンズ8』。

筋書きは単純明快。女性8人の犯罪集団がカルティエの首飾り「トゥーサン」を盗む。果たして計画は成功するのか否か......。

そう、今回は女性ばかりの犯罪集団なのだ!

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

ハリウッド映画に限らず、男性の主演作が、女性が主役を務める映画より、圧倒的に多く製作されてきた歴史がある。女性の観客は、男性が主役の映画を観ながら憧れ、また、自らを男性主人公に感情移入してきた。性別が違えばありえたかもしれない、別世界の自分として。

その伝統が、ハリウッドにおいて、ようやく変わろうとしつつある。2016年に『ゴーストバスターズ』、2017年には『ワンダーウーマン』、そして、今作『オーシャンズ8』がその波に加わった。

今作はまさに、女が憧れる女を堪能できる。

......いやだけど、なんでもかんでも女性を主人公にすりゃいいってもんじゃなくない? いままでのヒット作のいいとこ取りをした、女性向けマーケティング映画なんじゃないなどと、あなどるなかれ。

『チャーリーズ・エンジェル』と違って女たちは女子校の部活みたいに協力し合うし、『プラダを着た悪魔』よりど派手なパーティーと魅力的な役を演じるアン・ハサウェイが見られて、『セックス・アンド・ザ・シティ』よりも鑑賞後、とにかく楽しくてハイになれる(あー私もバーグドルフ・グッドマンで、思いっきり万引きしたい)。

登場人物の8人は、どこまでもプロフェッショナル。問題が起きても自らの技術で、クールに解決する。足をひっぱるお馬鹿さんも、キャラクターが薄っぺらなぶりっ子もいない。また、計画後、それぞれの道を進んだエンディングも爽快だ。

ファッションも見どころのひとつ。衣装を担当したサラ・エドワーズは、2016年から監督を務めたゲイリー・ロスと準備していたそう。登場人物は、それぞれの私服を着た「オフの姿」と、メットガラというニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最大規模のファッションの祭典での「オンの姿」を披露する。その変身のギャップの鮮やかさ!

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

たくさんのメゾンの協力を得ながら、女優たちは個性的な美しさをスクリーンいっぱいに表現する。

ケイト・ブランシェットはジバンシー、サンドラ・ブロックはアルベルタ フェレッティ、リアーナはザック・ポーゼン、アン・ハサウェイはヴァレンティノ、ヘレナ・ボナム・カーターはドルチェ・アンド・ガッバーナ、サラ・ポールセンはプラダ、ミンディ・カリングはナイーム・カーン、オークワフィーナはジョナサン・シンカイ。ファッション好きには、心躍るメゾンの数々だ。

たしかに、これまでのオーシャンシリーズにあった、ハラハラ&ドキドキ感には欠けるかもしれない。ただ、ここまで肩の力の抜けた、なにか声高にメッセージを主張するわけではないが、映画の楽しさがつまった作品が、ほかにあっただろうか? いままで男性俳優が独占してきたタイプのキャラクターを、主演級の女優たちで(アジア系ラッパーのオークワフィナは新人だが)存分に味わってほしい。

(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

さて、気合いの入ったおしゃれをして劇場で観ようという趣旨の「ドレスアップ応援上映」は、8月22日に東京・新宿ピカデリーで開催。サンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンの「What do you think we are? A bunch of pussies?」というセリフにしびれながら、地方でも開催されることをおおいに期待したい。

『オーシャンズ8』
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※ チケットなどの詳しい情報は以下 公式サイトからお確かめください。

デビー・オーシャン役 サンドラ・ブロック主演
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美しいものラブ。尊敬する監督はパク・チャヌク、2017年のベスト映画は「お嬢さん」。2018年のベストは『タクシー運転手』か『アイトーニャ』になりそう。人生で一番繰り返し観た映画は『タイタニック』最近観てよかったのは 『ラジュテ』。最近、自主制作映画がきになる。

記事はここで終わりです。

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