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黒人の女子高生が社会の矛盾に立ち向かう日本劇場未公開『ヘイト・ユー・ギブ』

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カッコイイ男の生き様が描かれた作品に胸が高鳴る「一本気なポプコニスト」。生涯ベストは、パチーノ&デ・...

『ヘイト・ユー・ギブ』は、人種問題を真正面から描いた作品です。「幼なじみが白人警官に撃ち殺される」......という衝撃的なシーンでは言葉を失うことでしょう。アメリカ社会に存在する根深い問題だからこそ、Yahoo!映画のポプコニストは慎重に言葉を選びながら、本作の魅力に触れました。

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

アメリカ留学経験のあるポプコニストのアカリさんは、自身の体験も踏まえて、率直な想いを寄せてくれた。

「アメリカの人種差別問題を描く映画は、今まで幾多もあったけれど、この映画は違う。政治とか思想とかを持ち出した途端に、異なる意見に耳を傾けなくなる人が多いけれど、この映画は、もっと庶民的な、ごくありふれた人たちにとって、人種の問題とはどういうものなのかを描き出している」

これまでの人種問題を描いた作品とは一線を画していると捉えた上で、こう付け加えました。

「どういう学校に行くのか、友達と何を話すか、どういう音楽を聴くのか、何を食べるか。どういう人を家族と呼び、自分はどう生きるか。これらはアメリカ特有の話ではなくて、日本に生きる私たちにとっても考えさせられる話だ。しかも『ヘイト・ユー・ギブ』は、これらのとっても難しい問題に対して、ちょっとしたヒントを与えてくれる。これからを生きていく私たちにとっての、希望のお話」

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

そして、ハリウッド映画を中心に年間100本以上を鑑賞するポプコニストのソフィーさんは「人それぞれに意見や考えがあることを尊重した上で」と前置きをして、主人公の女子高生を演じた女優にも注目しました。

「本作は人種差別、偏見をベースに作り上げられた作品。『憎み合うこと』の負は、人種問わず悲劇を生む。そこに立ち向かう1人の女子高校生。友人の死が大きな社会問題となり、純粋に悲しむことが難しい状況、ふがいない気持ちを抱えつつ、自分の名前に与えられた意味と力を発揮する時、彼女は1人の自立した女性となる。ありのままの自分でいることの大切さ、名前に宿る力にハッとさせられる。今、この瞬間、世界のどこかで起こっている問題。かわいい笑顔だけではない、実際に活動家でもある主役を演じる20歳のアマンドラ・ステンバーグから、パワフルで目を背けてはいけないメッセージを受け取った」

(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

悲劇から物語が加速する本作は、女子高生が社会の矛盾に立ち向かう姿を描き出します。力強く訴えかける16歳の彼女からは、計り知れないものを受け取れることでしょう。

映画『ヘイト・ユー・ギブ』
GYAO!ストアで視聴する
販売期間:2020年4月11日 23:59

スマートフォン視聴にはGYAO!アプリ(無料)が必要となります

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カッコイイ男の生き様が描かれた作品に胸が高鳴る「一本気なポプコニスト」。生涯ベストは、パチーノ&デ・ニーロが共演した『ヒート』。

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