ここから本文です

1%の奇跡をかなえたレオナルド・ディカプリオが語る故郷ハリウッドへの思い

ニック
ニック

カッコイイ男の生き様が描かれた作品に胸が高鳴る「一本気なポプコニスト」。生涯ベストは、パチーノ&デ・...

「自分に決定権があるなんて、俳優として奇跡だと思います」

オスカー俳優のレオナルド・ディカプリオが、ハリウッドを生き抜く俳優としての真摯な思いを語った。

2019年8月26日に都内のホテルで行われた映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』来日記者会見に、主演のレオナルド・ディカプリオと監督を務めたクエンティン・タランティーノ、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュ氏の3名が登壇。

写真:Yahoo!映画

『レヴェナント: 蘇えりし者』以来、3年5カ月ぶり11度目の来日となるディカプリオは、本作で落ち目の俳優リック・ダルトン役を演じた。生まれ故郷が作品の舞台だったことにちなみ、ハリウッドへの思いを聞かれたディカプリオは、こう語り出した。

「私はハリウッドで生まれて、ロサンゼルスで育ちました。ハリウッドを悪く言う人もいますが、私自身はロサンゼルスに家族がいて、友人もいますので、ハリウッドは私の一部でもあります。また、ハリウッドは成功と失敗を生み出しますが、ハリウッドに戻ることは、いつでもハッピーな気持ちになります」

さらに、生存競争が激しい映画業界の一員としての思いも明かした。

写真:Yahoo!映画

「この業界を知っているので、俳優であることがどれだけ大変であるか知っています。世界中の人が夢を求めて、ハリウッドにやって来ますが、夢をかなえられないのが現状です。しかし、幸運にも子どものころからハリウッドにいましたので、学校が終われば、オーディションに受けに行く生活ができました。ですから、いま仕事があり、俳優であるこの状況、自分に決定権があるなんて、俳優として奇跡だと思います。なぜなら、99%の人はそういう奇跡がなく、俳優としての仕事があまりないからです」

一方で、タランティーノ監督は本作でディカプリオとブラッド・ピットの共演を実現させたことに興奮気味。

写真:Yahoo!映画

「今回のキャラクターは、2人にぴったりでした。自分が選んだというよりも、彼らが選んでくれたと思います。本当にラッキーでした。山積みの脚本の中から自分のものが一番上のほうに、きっとあったと思うし、内容にもキャラクターにも響くものがあって、やりたいと思ってくれた。個人的には、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの2人をキャスティングできたのは、世紀のクーデターだと思います」

本作でブラッド・ピットは、ディカプリオ演じるリックの親友役として登場する。しかし、劇中の時代背景の1969年は、彼らにとって試練の時でもあったのだ。そんな時代にディカプリオは理解を示す。

「本作はハリウッドが変革していく中で、取り残された状況を描いています。実際には、私もブラッドもキャリアとしては成功していると思います。この業界がどういうものか周囲を見ていますし、このキャラクターの状況がどういうものかわかります」

ディカプリオは、全世界で空前の大ヒットとなった『タイタニック』(1997年)で、一躍スターダムを駆け上がった。その後は、世界的な巨匠のスティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシとの映画作りで順調にキャリアを積み重ね、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年)で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞。名実ともにハリウッドを代表する俳優となった。それでも、自らのことを「奇跡」と語る。1%の奇跡をかなえたレオナルド・ディカプリオは、映画に対してどこまでも誠実だった。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国公開。

写真:Yahoo!映画

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
Yahoo!映画作品詳細へ

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

『ワンハリ』関連作の無料配信

・配信期間をご確認ください。
・GYAO!に遷移します。(スマートフォンの方はGYAO!アプリが開きます)

ニック
ニック

カッコイイ男の生き様が描かれた作品に胸が高鳴る「一本気なポプコニスト」。生涯ベストは、パチーノ&デ・ニーロが共演した『ヒート』。

記事はここで終わりです。

新着記事一覧