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【PR】ウィル・スミス主演『ブライト』のスピンオフ!Netflix『ブライト:サムライソウル』は幕末舞台の時代劇×西洋ファンタジー!? 新感覚のアニメーションに注目!

杉山すぴ豊
杉山すぴ豊

アメキャラ系ライターの肩書でアメコミ映画・ドラマのコラムやサンディエゴ・コミコンのレポート等を様々な...

Netflix映画『ブライト:サムライソウル』独占配信中。

Netflixのすごさを世に知らしめた作品は沢山ありますが、僕にとってすごいインパクトがあったのが2017年のウィル・スミス主演×デヴィッド・エアー監督の『ブライト』です。劇場公開されてもおかしくない大作がいきなり配信されたのです。この時Netflixが単なる配信サービスではなく、コンテンツ・メーカーであり"映画会社"であると意識したきっかけでした。そしてこの『ブライト』自体も画期的でした。ロサンゼルスを舞台にしたバディ刑事ものとエルフやゴブリンといったファンタジーを掛け合わせたユニークなアクション・エンタテインメントです。この『ブライト:サムライソウル』は、『ブライト』で描かれた設定を日本に置き換えたオリジナル・アニメーション映画です。要は妖精たちのいる世界と人間の世界が融合し共存している世界。そしてこのアニメでは幕末、江戸城明け渡しの瞬間に人間界とエルフ界を揺さぶる大事件が起こります。

Netflix映画『ブライト:サムライソウル』独占配信中。

文明開化の明治時代、ある事件をきっかけに、エルフの少女ソーニャを守ることになった、すご腕の元サムライ、イゾウとオーク族(角のない鬼のような異形の蛮族)の傭兵ライデンの戦いを描きます。『ブライト』ではウィル・スミスがオーク族出身の刑事とタッグを組みます。このソーニャは邪悪な魔王ダーク・ロードの復活のために欠かせない"ブライト"と呼ばれる素質を持つエルフであり、それ故、悪の手先に追われているわけです。こう書くとファンタジーですが、遊郭が出てきたりまた戦闘シーンは血がとびちったりとかなりスプラッタで、大人向けのアニメです。うまいなと思うのは『ブライト』を翻案するにあたり、幕末から明治時代の日本という設定にしたことです。先に書いたように『ブライト』の魅力は、アメリカのアクション映画の王道である刑事ものとダーク・ファンタジーの融合にありました。つまりアクション×ファンタジーというのがアイデアの肝です。では日本における王道のアクション物とはなにか?と言ったらやはり時代劇ではないかと思うのです。それは『るろうに剣心』とか『燃えよ剣』を観てもわかりますよね。『鬼滅の刃』も大正時代が舞台ですが、時代劇テイストです。従って日本刀アクションと西洋的な妖精ファンタジーという意表をついた組み合わせが面白い。他国発でヒットしたものを自国でリメイクする、という試みは今までもありましたが、こういうアレンジは「あり」ですね。

Netflix映画『ブライト:サムライソウル』独占配信中。

そして、本作に登場するキャラが魅力的。ソーニャはとてもかわいいし、イゾウがCOOL。なお主人公の名は、幕末の四大人斬りの一人として恐れられた岡田以蔵からとったのでしょうか?刀を使ったアクション・シーンも楽しいのですが、もう一つこの作品を魅力的にしているのは、その世界観といいますか、ビジュアル的なトーン&マナーです。色彩がすごく印象的。監督のイシグロキョウヘイ氏によれば、アカデミー賞をとった『スパイダーマン:スパイダーバース』がアメコミ的な世界観で勝負したので、本作では日本を感じさせる版画を意識したとのこと。これが本作をアーティスティックにしているし、また流血シーンとかも必要以上に酷くならず見やすくしています。ウィル・スミス版は夜のシーンが多かったので、なおさら本作は"明るく""カラフル"に感じました。一方、音楽のテンションも高く(インスト・ロック・バンドLITEが担当)、活劇シーンを盛り上げます。今回の設定を使った続編をまたみたいなと思いました。それにしても今回、同じNetflixというプラットフォームで配信されていてよかった。当たり前といえば当たり前なのですが『ブライト:サムライソウル』を観て、また『ブライト』も観たくなった時、すぐに『ブライト』をチョイス出来るんですね(笑)。こういう鑑賞の仕方もまたNetflixならではと思いました。

Netflix映画『ブライト:サムライソウル』は、2021年10月12日(火)より全世界独占配信中。

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杉山すぴ豊
杉山すぴ豊

アメキャラ系ライターの肩書でアメコミ映画・ドラマのコラムやサンディエゴ・コミコンのレポート等を様々なメディアや劇場パンフで展開。雑誌「スクリーン」「ヤングアニマル」に連載あり。東京コミコンのスーパーバイザー及びステージMCもつとめる。来日したエマ・ストーンに“あなた日本のスパイダーマンね”と言われたことが自慢。 映画『ガメラ3:邪神(イリス)誕生』のタイトル考案者。映画『スパイダーマン:ホーム・カミング』『ヴェノム』の日本語吹替版の監修も担当。映画評論・情報サイト BANGER!!! で映画評を執筆。

記事はここで終わりです。

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