IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ここから本文です

【PR】『レッド・ノーティス』メインキャスト3人の代表作も重なって、ノンストップの勢いが最後までキープ

斉藤博昭
斉藤博昭

映画専門のフリージャーナリスト、フリーライター。ダンサー経験もあるのでミュージカルにはうるさく、幼い...

Netflix映画『レッド・ノーティス』独占配信中。

映画というものは、過去の作品をアップデートして進化してきた。名作、人気作の「いいとこ取り」もして、それらを自由にミックスしながら、新たな面白さが生まれる。『レッド・ノーティス』は、そんな映画の魅力を追求した一作になっている。

基本的に『レッド・ノーティス』は、アクション・エンタメ映画である。では、その中でもどんな路線かと言うと、『インディ・ジョーンズ』に代表される「秘宝探しアドベンチャー」、『オーシャンズ11』などの「究極の強奪劇」、『007』シリーズのような「世界を駆け巡る系」、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』的な「コン・ゲーム(騙し合い)」、そして『リーサル・ウェポン』などの「バディもの」......と、多種多様なテイストが一気に詰め込まれた印象。お腹いっぱいな感覚を味わえるのは間違いない。

タイトルの『レッド・ノーティス』とは、インターポール(国際刑事警察機構)から、最重要の指名手配犯に発令されたる「国際手配書」のこと。世界でも最高級の美術品を盗む、詐欺師のノーラン・ブーストが、その手配の標的であり、FBIの捜査官ジョン・ハートリー、そして謎めいた人物で、明らかに事件を操っているビショップが登場。その3人が、先に挙げたようなアクション映画のさまざまな路線を踏みながら、予想不能の攻防を見せていく。

イタリア、インドネシア、ロシア、イギリス、スペイン、さらに南米、アフリカまで、まさに世界を股にかけた彼らの活躍は、当然のごとくノンストップの勢い。ここ数年、配信での映画やドラマを、倍速で観てしまう人も増えているが、『レッド・ノーティス』は、標準速度でも倍速で観ているようなテンポの良さとネタの宝庫。倍速で観たら、絶対にちょっと追いつかないかも!? 映画の冒頭から、一大強盗劇と怒涛のアクションに畳み込まれる感じだ。

何より、現時点のハリウッドで最高のトリオの共演が実現したのが、映画ファンにはうれしい。しかも、それぞれのスターの持ち味が最大限に生かされ、過去の作品と重ねたくなってしまうのだ。

Netflix映画『レッド・ノーティス』独占配信中。

まず詐欺師、ノーラン・ブース役のライアン・レイノルズ。彼の代表作といえば『デッドプール』。スーパーヒーローなのに、悪ふざけが得意で、お茶目な性格も全開に、愛すべきキャラクターが完成されたが、そのデッドプールに明らかに目配せしたようなライアンの演技は、もはや名人芸の域。どんなピンチを迎えても軽いノリで乗り越える姿は、相変わらず憎めない。

Netflix映画『レッド・ノーティス』独占配信中。

FBIのジョン・ハートリーが最高にハマるのは、ドウェイン・ジョンソン。ドウェインといえば、『ワイルド・スピード』だが、同シリーズで演じたホブスも、最初はFBI特別捜査官として登場した。『レッド・ノーティス』では、その「ワイスピ」の明らかなパロディもあって笑わせる。もちろんドウェインらしい肉体技は炸裂しまくるし、南米のシーンでは『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』、エジプトのシーンでは『スコーピオン・キング』という初期の代表作が瞬間的に思い出され、胸アツである。

Netflix映画『レッド・ノーティス』独占配信中。

そして3人目が、ガル・ガドット。ワンダーウーマン役でトップスターとなったが、男2人を相手にしながら、見事に手玉にとるその姿は、ワンダーウーマンを初めて演じた『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で、2人のヒーローに負けないパワーを見せつけた勇姿がシンクロしてしまう。ガルとドウェインの再共演と、今回の運命は「ワイスピ」ファンにも強烈にアピールするはずだ。

メインキャストの代表作以外にも、『ジュラシック・パーク』や『パルプ・フィクション』、さらに1941年の名作『サリヴァンの旅』など、映画ファン/マニア向けの引用も多いうえ、笑える小ネタが多数用意されるのも、ノンストップの勢いの要因。この手の痛快アクション映画らしく「ありえねぇ」というツッコミどころや、ご都合主義もあちこちに見受けられるものの、『レッド・ノーティス』は、それらを蹴散らせ、観る者を勢いに乗せる、ジェットコースター的な味わいである。

さらに、男2人、女1人というメインキャラクターの関係を描いた作品では、前半から恋愛感情がちらついたりするのがよくあるパターンだが、基本的にその傾向は薄く、むしろ男2人の関係が熱いのも、現在のハリウッド作品らしい......かも!?

Netflix映画『レッド・ノーティス』は、全世界独占配信中。

Netflixおすすめ作品をもっと見る(PR)

『レッド・ノーティス』
Yahoo!映画 作品詳細を見る

斉藤博昭
斉藤博昭

映画専門のフリージャーナリスト、フリーライター。ダンサー経験もあるのでミュージカルにはうるさく、幼い頃からあこがれの国だったイギリスの映画が大好物。ベスト1本挙げるなら『ザ・コミットメンツ』。

記事はここで終わりです。

新着記事一覧

ポプコニスト

あなたの映画ライフに特別なコラムを

最新記事

注目の映画まとめ