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晴れ晴れとしたラストまでの3時間

バラトヒポ
バラトヒポ

好みの映画が日本で公開されることが少ないインド映画好き。興行収入の数字で熱くなれる体質。 ...

好きな映画ほど他の人に勧めるのは難しいと感じてます。
あれもこれもと伝えたいことが溢れて、収拾がつかなくなって、「とにかく見て」としか言えなくなります。
この作品に妻を誘うときもそうなってしまいました。
でもインド映画には興味がなかった妻は乗り気ではありませんでした。
映画館につくと韓国映画のポスターを見て、その俳優がいかに素晴らしいか説明し始めました。
「今日は合わせてやったんだから、次は分かってるよね」口にはしなくても、その意図は明らかでした。
でも上映後、「これはDVDを買おうよ」勢い込んで言ってきたの彼女の方でした。

インドでは2009年に公開され、評判の良さから客足が途絶えず、当時の興行収入の記録を大幅に塗り替える大ヒットを記録。
アメリカではスティーブン・スピルバーグ監督が3回も観たと言います。
日本でもインド映画としては大ヒット。ただそのおかげで他のインド映画の邦題に「きっと」が付けられるようになったのはファンとしては頭が痛いところです。
このタイトル、作中で使われる「All Is Well」の日本語訳。
しかし実際はそんな甘い願望の言葉ではなく、現状をありのままに受け入れ、その上で前を向いて生きようという決意の言葉だと思うのですが。

(C)VinodChopraFilmsPvtLtd2009.Allrightsreserved

大学で"三バカトリオ"呼ばれていた親友二人が、その頃を思い出しながら、行方不明となったもう一人を探して行く物語。
基本はコメディーです。ドタバタもあり、10年以上前ということを割り引いてもいささか古い感じも感じます。
しかしダンスも恋も、謎解きあり、親子や友情の涙あり、シビアな社会問題に切り込んだりと盛り沢山の内容がきれいに組み合わされています。

(C)VinodChopraFilmsPvtLtd2009.Allrightsreserved

上映時間が3時間と長いことを心配するかもしれません。
本来は1時間28分過ぎに出てくる「Interval」で、インドのように中休みを入れるべきでしょう。
一旦止めて、トイレも済ませて、おやつを食べながら、家族や友達と「この後、どうなるんだろう?」とおしゃべりして、また後半を迎える。作品もそれを前提とした作りになっています。
そしてラストは素晴らしい景色が待っています。
伏線がきれいに回収されて、これほど晴れ晴れとした気持ちでエンディングを迎える映画を他に知りません。

「インド映画は...」と敬遠いてきた人には特にオススメします。
レビューで満点を付けている人が多いことも納得できると思いますよ。

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バラトヒポ
バラトヒポ

好みの映画が日本で公開されることが少ないインド映画好き。興行収入の数字で熱くなれる体質。

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