松たか子&山田洋次監督のラブストーリー『小さいおうち』をご紹介 ユーザーレビューまとめ
松たか子、黒木華が共演。原作は直木賞を受賞した中島京子の小説を、巨匠・山田洋二監督が実写化したラブストーリーです。すべてに規制がある戦時下で、確かに在った恋愛を描いています。物語はもちろん、役者の演技にも賞賛の声が届いています。
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黒木華が描く“タキの罪”
黒木華の演技が出色。 タキの女中という立場をわきまえた、出しゃばらない、一歩引いた態度、その中でも、喜び、悲しみ、苦しみを控え目な言動の中に絶妙に表現している。
- UrbanDockGoer さん
- 2014年1月26日 14時09分
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小さいおうちの中に時代の空気が生きている
私は、この映画、とてもお勧めしたいと思います。色々な愛があって、色々な思いがあって、それを、全て背負って、戦後も長く生き続けた人も居たのだと、知って下さい。とても良く出来た話です。笑える部分もあり、ちょっと考えると、すごく恐ろしい部分もあり、良く考えられています。
- ゆきがめ さん
- 2013年12月29日 2時42分
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奥深い恋の謎と戦争目前の日本人への忠告
素晴しい映画、知っているようで実は理解できていない戦時期の生活、兵士でない普通の国民が体験した戦争をよく実感させてくれる。映画は原作より生活と恋のミステリにうまく焦点を絞っており、板倉青年の出征は観客にとっても、とてもショックな出来事と感じさせてくれる。
- planet2peace さん
- 2014年1月29日 2時05分
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山田監督の万感の想いを受け止めました
戦争が背景になっていますが、軍隊は出てきません。しかし、戦線の拡大にともなって一般の家庭へ戦争が入り込んできて人々を追い込んでいく様子が丁寧に表現されています。「こうした事態を再び許してはならない」。山田洋次監督はこれまで作品に政治的なメッセージは一切出さない人でした。
- jbm***** さん
- 2014年2月4日 9時22分
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レトロな情感あふれる、心に沁みいる作品
松たか子さんは、とても美しく上品で、山の手の奥様がピッタリ。板倉に会いにいく時の表情やしぐさに、女の情念を感じせる演技が、艶っぽくて、すごく良かった。黒木華さんは、白い割烹着がとてもよく似合い、役柄が、ピッタリはまっていた。作品によって全く別人に変わる所は、すごいと思う。
- のんのん さん
- 2014年1月28日 23時56分
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